患者さんからの体験談

ヴァーチャルリアリティー暴露療法を体験した患者さんからのコメントをご紹介します.

飛行機恐怖症

私はとくに離陸するときの恐怖感が人一倍強くて、飛行機に乗る度に緊張していたものです。しかし家族が海外に住んでいるいるため、どうしても乗らざるを得ないことになりました。そこでこのヴァーチャルリアリティー暴露療法をネット検索で探し出し、参加することを決意しました。出発までに日数がなかったため2回しかバーチャルリアリティーのセッションに参加できませんでした。2度目のセッションには飛行機の離陸時を重点においてもらいました。このとき、本当にリアルに体験できたことで、実際に乗る場面においても落ち着いて自分なりの対処方法で乗り切ることができました。また自分で勝手に作り出した恐怖感であることが改めてわかりました。今回の旅行はトランジットだったのですが、2度目以降の離陸時はほとんど恐怖感や緊張もなくすごせることができました。おかげで楽しい旅ができました。ありがとうございました。 
【M.Mさん】

雷恐怖

子どものころから雷や稲妻が怖くて・・・心臓がはちきれる!っていうくらいに台風が来るたびに心臓がドキドキしていました.東京サイバークリニックのカウンセラーに呼吸法や身体をリラックスさせる方法を初めに教わって練習をしました.雷と嵐のヴァーチャルリアリティー暴露療法をしながら,この教わった方法を何度も練習.そうしたらそれ以降本当の台風がきても雷は大丈夫になっちゃったんです.
【K.Sさん 埼玉在住】

飛行機に乗る時にはお酒なしでは乗れなかった

これまで飛行機に乗る前と乗っている間には,必ずお酒を飲んでいました.不安が強くなっていく毎にお酒の量も増えていきましたね.ヴァーチャルリアリティー暴露療法に10週間参加したことでお酒を飲まずに飛行機に乗れるようになりました.ヴァーチャル飛行体験をしながら対処方法を習得しました.何故こんなに長い間飛行機に乗ることが恐怖だったのか,今では分かりません.
【S.Iさん 仙台在住】

乱気流恐怖

仕事の都合で飛行機に乗る機会は非常に多いと思います.数年前,ものすごい乱気流に遭遇しまして,それ以来飛行機に乗るのが怖くて怖くて仕方がなくて.それでもまだ仕事なので飛行機に乗らないわけには行かなかったんです.VR療法を受けたことでどんな天候での飛行も大丈夫になりました.本当によかった...たった8回のセッション数で,この恐怖感をクリアーできました.
【A.Aさん 東京在住】

20年間飛行機に乗れませんでした.

20年間飛行機に乗ることを避けつづけていました.家族旅行で海外なんて正気の沙汰ではありませんでしたよ...新幹線か車,だから国内だけ.VR療法を12回受けました,そうしたらなんか治ってしまったんですよね.お祝いで家族皆でハワイに行きました.
【K.Fさん 東京在住】

飛行機に乗れた!

二十余年、飛行機はおろか、電車にも乗ることができなかった私。

思い起こせば、二昔も前のことです。電車に乗っていた時、急に何の前ぶれもなく心臓がドキドキ・頭真っ白・いてもたってもいられない・自分がじぶんでない・気持ちはどこかにいってしまい・気が狂ってしまうのではないか? というとてつもない不安状態、発狂してしまう − という思いにかられました。幸いにも短い乗車区間だったため(でも、その時はとっても長い時間に感じました。)目的地にはすぐ着いたので、大事にはいたらず助かりました。降車後は何事もなかったように普通になり用事を済ませ、家路へと電車に乗りましたがダメ。 予期不安が出、車内で発車を待っている間に気分が落ち着かなくなり、ドアが閉まる前で降りてしまいました。それ以降、電車はもちろん、いろいろな予期不安・広場恐怖症で生活行動が制約され『私の人生どうなるんだろう』と悩み、病名も分からず、病院も何ヶ所か通院しましたが、納得できるものではありませんでした。そのため、その当時は相当気が落ち込みましたが、家事・子育て・仕事は待ってはくれません。開き直りつつの生活。とりあえず、どうにか、仕事・スーパーの買い物はできましたので、自分の足と自転車でやっていこうと何年も我慢の月日を送りました。が、子育ての中で母親と一緒に外出する思いで作りや学校への参観、面談等をしてやれなかった事は未だに心残りです。

気持ちの切替は出来ましたが、周りの人に全然理解してもらえないことがとても辛かったですね。特に仕事上では影響大でした。

そして、それから、だいぶ月日が過ぎたある時、マスコミで『赤坂クリニック』と『パニック障害』をとりあげているのを偶然見ました。その瞬間、私の病気はこれだと。直感! 病名がわかっただけでも気持ちは少し楽になりました。そして、あとは治療あるのみです。

しかし、私は電車に乗れない、赤坂見附までどうやっていこう?  という難題に直面。光が見えたのも束の間、また暗がりの中に迷い込んだ気持ちになってしまいました。

そうこうしている間に、二人の子供が車の免許を取得。協力してくれると申し出、二人で時間調整をしながら、私の為に東京まで送迎してくれ、予約をとりやっと初診にたどりつきました。診察結果はやっぱり“パニック障害” しかし発病から長い時を要していますので、時間はそれなりにかかりますが、ゆっくり治しましょう。絶対に治る病気です。この言葉はとても嬉しく治療にも励みになりました。

そして、三年以上通院していますが、カウンセリングと薬物療法で今では一人で電車通院出来、日常生活でも不安で出来なかった、いろいろな事ができるようになりました。でも、飛行機は別格。まだまだ乗れない(恐怖点数百点)と思って決めつけ、ゆっくりいこうと構えていました。が、ある時、赤坂クリニックの“ヴァーチャルリアリティー暴露療法”を知り、自分もトライしようと不思議と気持ちが動き、即、行動。申し込みをし、担当医とカウンセリングを三回ほどし、三回目はカウンセリングと少しだけ体験。四回〜五回と実践しましたが、自分が考えて構えていたのが、ウソのように予期不安も少なく、落ち着いて全行程を通常より早めに終了。ヴァーチャル体験する前は百点の恐怖感だったのですが、不思議と「これから、始めますよ。」と言われても、自分でも何故だか解らない位不安はあまりなく、担当医に今の不安点数を聞かれても「二十点位です。」と答えるくらい落着いていました。 なので、通常より短いセッションで終了。それでは、この感覚を忘れないように実際の飛行機に乗ってみましょうと促され、素直に「そうですネ」と一週間後には羽田空港に立っていました。

天候快晴、気分も上々・ジャンボジェットはポケモンーやったーポケモンとフライトだー もちろん、全くの不安はなしではないので、長女に協力してもらい、羽田・大阪間、日帰り往復の二時間のフライトをしてきました。

久々の空港をみた時は嬉しかった!

まさか− 自分が乗れるようになるとは夢にも思ってなかった。子供の様にキョロキョロと年を忘れてみていました。

しかし、いざ搭乗となった時、予期不安はありました。そして、機内に入る時、一番緊張するかな?と思っていましたが、それ程でもなく、シートに座り、これからはもう絶対に逃げられないと考えたら不安でドキドキ。どうしよう。−心がどこかに行ってしまったみたい。この時が最悪点・・・あとはどうにかなるさ、楽しまなくては。呼吸法・リラックス法もあるじゃないか。それを使えばいいのだ、自分一人ではないよ。楽しい旅にしようと思いながら、あっという間の一時間のフライト。今、現在は絶対飛行機にはのれないと、思っていたのにこんなに早く実現でき、感激です。

ヴァーチャルリアリティー暴露療法の効果大。即行動した自分に拍手。私の人生変わりました。それ程私にとって衝撃的な体験恐怖を克服し行動した自分をほめたい気持ちです。

病気になり、苦しいこと、くじけそうになったこと、他の人には解らない事を経験しながら病気に向き合い、プラス志向へ持っていく人生の1ページ。飛行機に乗れたことで、人間やる気になれば、自分の思考次第で出来ることを深く感じ取りました。

ここまでに至るには、いろいろな先生方、スタッフの皆様、家族(特に子供)の協力、励ましがあり実現という良い結果を得られました事、感謝申し上げます。

まだまだ、予期不安はなくなりませんが、二十年前の自分を思うと今の自分と同じ人間なの?と疑う位前進しました。通院しながらも常に前向きに目標をもって・・・次は新幹線??それとも船??かな。
【I.Mさん 千葉県】