専門的事項

東京サイバークリニックでは不安障害の解決の手助けとなる様々な治療法を実施しています。

認知行動療法(CBT)は、パニック障害や全般性不安障害、および摂食障害の明らかに効果のある治療法としてアメリカ心理学会が認定している心理療法です。認知行動療法では、不適切な思い込みに気づきそれを変える方法や、不適切な行動を変容する方法をカウンセラーとともに学習していっていただきます。さらに、リラクセーションの方法として、自律訓練法や筋弛緩法、および呼吸法なども指導します。

エクスポージャー法は、単独で広場恐怖の治療法として、またガイドによる達成法と組み合わせて特定の恐怖症の治療法として、さらに反応妨害法と組み合わせて強迫性障害の治療法として、アメリカ心理学会が認定している心理療法です。エクスポージャー法とは、不安を起こさせる対象や状況に、段階的になれていき不安を低減する方法です。エクスポージャー法では、現実の対象や状況を用いるインヴィボとよばれる方法と、クライエントのイメージを用いたイメージ法、さらに以下のバーチャルリアリティを用いた方法の3種類があります。

バーチャルリアルティを用いたエクスポージャー法とは、不安低減のために、架空のコンピューター環境を使用する方法です。例えば、飛行機恐怖の治療のためには飛行機に乗っている場面の映像が用意されています。また、高所恐怖の治療のためには、高層ビルに1階から順に上がっていける場面の映像が用意されています。映像の操作は、カウンセラーがクライエントと相談しながら行っていきます。また、カウンセラーは不安場面を提示する以前に、クライエントの方に不安をコントロールする方法を指導します。飛行機恐怖のバーチャルリアリティのショートフィルムを御覧になるにはこちらVR ビデオ へリンクして下さい。

バイオフィードバック法とは、不安症状と密接に関係する呼吸数、心拍数、体温、発汗などの生理的な反応を測定して、その結果をクライエント御自身が確認できるようにする方法です。そのために、指や手首に電極をつけていただきます。また別の指標として呼吸速度も測定されます。クライエントがご自身の不安反応を客観的に理解するのに最適な方法です。

以上の他に、クライエントご自身が薬による治療も併用したいと希望された場合には、スタッフの医師が対応します。上記の方法を単独で用いても十分な効果がありますが、薬物療法を併用するとさらに効果的な場合が多々ございます。ご相談下さい。